この国は理系を欲している現実

(※必修化されるプログラミングはがっつりパソコンをやって

プログラミングスキルを身に着けるのではなく、

自分が目標とする一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、

一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、

より意図した活動に近づけるための方法を論理的に考えていく力

を身に着けることを目標にしているようですので、勘違いをしないようにお願いします。)

 

結論:

プログラマーやエンジニアなど理系の職業の需要が高まるうえ、

文系でもIT社会を生き抜いていく上では、プログラミング的思考が必要

 

どうも、先月までアルバイトをしていた学習塾に

医師国家試験に合格したという報告をしに行きました。

2年半ほど、その塾で講師をしていて、高校受験生と高校生を中心に

中学生なら5教科全て、高校生なら理系科目を教えていました。

合格報告ついでに塾長と世間話をしていたのですが、非常に嘆いていました。

 

2020年度から小中学校の学習カリキュラムと大学受験に大きな改革がされたようです。

小学校からプログラミングの授業が必修化されたり、

英語教育が更に強化されたりしています。

 

公立高校受験では、数学が完全に思考問題重視、英語では資料を読み取る問題が増加し、

大学受験では、センター試験廃止後の大学入学共通テストに移行しています。

公立高校受験で顕著な変化は、数学と英語です。

数学での計算問題がほとんどなくなり、

大部分が図形問題や関数、表の読み取りです。

これは単純作業ではなく、イメージを図として具現化する力と思考力を求めていることを意味します。

英語では英語の広告や会議の資料など、複数のアイテムから

必要な要素だけ選び出す力が求められており、今まで以上に実務的です。

 

大学入試でも同じような力が求められているうえ、

英語の読解とリスニングが1:1の比率になります。

より一層、グローバル社会で活躍できる人間を選ぼうとしています。

 

 

この教育の改革から分かることは

・思考力がある人材

・頭の中のイメージを具現化できる人材

・ただ英語を読むだけでなく、資料からエッセンスを抽出でする力がある人材

つまり、主体的に考えて表現できるグローバルな人材を必要としています。

 

 

ここで一番重要なのは、小学校でのプログラミングの必修化です。

(プログラミングの目的は文頭の注意を参照。)

 

なぜ、プログラミングが必修化されたのかを、現代社会に照らし合わせて理解していきましょう。

現代社会ではスマートフォンやパソコンを始めとした通信機器などの

デバイスが私生活にも商売にも欠かせないものになっています。

経済産業省が推進しているキャッシュレス還元も良い例で、

新しいテクノロジーを理解していないと利用することすらできません。

 

2020年3月から大手3キャリアが数年間かけて4Gから5Gに移行していきます。

そしてIoTやAIなど新たなテクノロジーが参入してきます。

 

学校教育の観点からも政策からもテクノロジーの過渡期だとわかります。

歴史上、一番急速にテクノロジーが進化していく可能性さえ秘めています。

 

ご存じの方も多いと思いますが、フィンテック、アグリテック、エドテックなど

OOtechという造語が幅を利かせ始めています。(tech = technology)

あらゆるモノがテクノロジーと結びついていくことを意味しています。

 

このテクノロジー系に関しては、基本的にはシステムエンジニアやプログラマーが

中心となって金融や農業、教育などの現場と連携して発展していきます。

つまり、エンジニアやプログラマーはどんどん需要が高まっていきます。

また、エンジニアやプログラマーにならなくても

プログラミング的思考が必要になってきます。

 

国はこれを考えて小学生からプログラミングを必修化しました。

要するに、プログラマーやエンジニアなど理系の職業の需要が高まるうえ、

文系でもIT社会を生き抜いていく上では、プログラミング的思考が必要ということです。

 

これはまだ序章に過ぎず、今後もますます改変がなされていくことが

教育現場では予想されています。

 

すでに社会人の方々も興味を持ったらぜひともITやテクノロジーについて調べてみてください。